タイトル : 9-nine- 新章
ブランド : ぱれっと


シナリオ : ★★★☆☆ [3/5]
CG   : ★★★   [3/3]
音楽   : ★★★☆☆ [3/5]
お勧め度 : ★★★☆☆ [3/5]
総合評価 : ★★★☆☆ [3/5]
(総プレイ時間 : 1.5h)

ぱれっとから発売された

・9-nine- ここのつここのかここのいろ
・9-nine- そらいろそらうたそらのおと
・9-nine- はるいろはるこいはるのかぜ
・9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと

の9-nine-シリーズ4編の続編にあたる今作。

上記全編を含めた全年齢版と追加部分にあたる新章のみの販売が行われている。
シナリオと直接関係していないが、その仕様詳細などが違うため、詳細は下記画像や上部画像から公式HPを確認するとよいだろう。
20210118221745
ぱれっと公式HPより

シナリオ
上記でも説明した通り「9-nine-シリーズ」の続編として制作された今作。
シナリオとしては「9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと」の終盤でも匂わされていた”最後の枝”での物語に加え、各ヒロインのエピローグシナリオが描かれている。

物語としては既に終結した作品であることや、分量としても230kb程度と公言されている為、展開としてもそこまで大きなものになってはいない。
中には今まで説明されなかった設定が語られることもあり、各種能力において不明だった点の説明などが主な物ではあるが、特にとある人物がなぜ現在のようになってしまったのか、その一端を担ったであろうエピソードなども語られており、本編であまり触れられなかったこともあり、作品を理解する上でも重要な要素であったといえるだろう。

触れるとネタバレになってしまうシーンも多いため、深く言及はしないが続編と銘打たれているため過大な期待をしてしまいがちだが、もう一度あの世界に浸るためのFDだと考えればその内容や分量にも納得がいくものとなっていた。


【推奨攻略順:なし】
仕様上選択肢は存在するものの、物語は1本道。


CG
細い線に淡い塗り、柔らかさの伝わってくる、安定の和泉つばす先生の絵。
追加されたCGは7つほどで、SD絵も3つほど追加されており、全年齢版でもあるためHシーンは存在しない。
数が少ないと思うか、1500のFDならこれで十分と思うか、それは人それぞれだろうが、個人的には十分量が用意されているように思う。


音楽
BGMとしての追加曲について、詳細は確認していないものの、おそらくされておらず、また全年齢版にはOP「InFINITE Line」が存在しているものの、単品である今作には存在せず、ED曲の「InFINITE Line ~Grand ver.~」のみが追加の対象になる。
楽曲としては素晴らしいものの、上記の部分のようなややこしい事情もあり評価を平均的なものとしている。


お勧め度
「9-nine-」シリーズをプレイしたことがない人にとっては『新章』のみのプレイはもちろん推奨できない。ただし、シリーズ自体の完成度はかなり高いため、これを期に『全年齢版』の購入を個人的には推奨しておきたい。
そのため今までの4作をすべて個別に購入してきた人のみが、今作の「新章」単体での購入対象になるだが、上記でも説明したように販売方法にかなり問題があるため、本来必要ではない『全年齢版』の購入を考えざるをえないケースもある。
単体としての完成度も平均的ではあるため、評価としてはこの程度となっている。


総合評価
シリーズ物のFDという考え方で見れば及第点の作品といえ、この評価となっている。


【ぶっちゃけコーナー】
作品としては新章単体ならFD作品だなーという印象以外には特になくて、天との掛け合いが増えたのは個人的に楽しかったし良かった所として挙げられるけど、物語としてはやっぱり終わってしまってるからなぁ、前作に含めてても問題ないくらいの量だったし。

やっぱりほかでも話題になっていたけれど、販売方法が気になるかな。
今まで作品が全部そろうまで買うのを待ってた人にとっては、Hシーンが無いというデメリットはあるけれど全部入った全年齢版を買うのが良いんだろうね。
一方で、今までの1作ずつ買ってた人はこの新章のみの購入が良いのだろう、解像度は少し低いしOP見れないし、立ち絵鑑賞やらキャストインタビューやら、なんかいろいろついてないけれどね。
ではエロシーンも欲しいし、他の全部も欲しいしってなると、今回の全年齢版と各4作品を買わなきゃいけない。
…まぁエロシーン云々に関しては、色々としょうがないにしても、販売方法としては人の購買意欲を変に利用したあんまり品が無い売り方のように思えるよなぁ。
無駄に出費してしまう人もいれば、逆に人によっては熱が冷めてしまうだろうし…これで賛否両論になってしまうのは仕方がない気がする。

まぁ、気にする人は気になるんだろうけれど、今後はこういう形で売られなきゃいいなーと思うのが正直な所。