タイトル : HaremじゃないよKingdom 光&ソフィーヤ&キキ編
ブランド : SMEE


シナリオ : ★★★★☆ [4/5]
CG   : ★★★   [3/3]
音楽   :       [-/5]
お勧め度 : ★★★★☆ [4/5]
総合評価 : ★★★★☆ [4/5]
(総プレイ時間 : 2h弱)

キャラクター・シナリオ
物語を始めると3人のキャラクターを選ぶことができ、選択後にそれぞれのストーリーが開始されることとなる。
その為共通ルートはなく、各シナリオのみの評価となっている。

harekin (2)
光√【 ★★★★★  0.5h
本編の光√アフターとして様々な記憶を思い出した主人公、そして光とのその後を描く。
物語の特性上、主人公がしっかりと光と向き合うシーンが多くなっており、それに日木津られるような形で光の照れた顔が良くみられるのがこのシナリオの特徴で、本編以上に光の可愛さを引き出せていた、と言っても過言ではないだろう。
また、本編シナリオでは不足していたその後の二人の想いの変化を描いているのも特徴的で、特に光側の心理描写は秀逸の一言に尽きる。
短いシナリオの中であっても、序盤と終盤の二か所において思わず涙を流してしまう、その完成度は言うまでもないだろう。


harekin (3)
ソフィーヤ√【 ★★★☆☆ 】  0.5h
とあるハプニングにより現実世界に飛ばされた主人公とソフィーリアの1週間を描く。
なかでもデートシーンにおいては、ポンコツ姫であらせられるソフィーヤの良さが出ており、ギャグシーンの面白さは作中随一。
同時に可愛さもしっかりと出しており、また終盤もしっかりと占めてくれているため、内容としては短いものの完成度自体は高いショートストーリーとなっている。


harekin (1)
キキ√【 ★★★☆☆ 】  0.5h
現実世界におけるキキとのワンシーンを描く。
どうしても奴隷根性(?)の抜けないキキに妻として覚醒してもらう…という内容のシナリオとなっていて、特に今まではキキをリードするシーンが多い中で、キキが能動的に動くシーンが多くなっているのも今作のコンセプトの一つといえるだろう。
そんな風に本編では描き切れなかったキキの色々な一面が見れる内容になっている。


【推奨攻略順:キキ→ソフィーヤ→光】
FDという性質もあって、好きな順番のクリアで良いのだが、やはり光√を最後にしてほしい。


CG
各ヒロインに対し、一般イベントCGが1種、HCGは2シーン分で5枚が新規追加となっている。
立ち絵では現実世界用にフォーマルを変えたものがそれぞれのヒロインで用意されている。


音楽
新規追加曲は一切ない。
ただ今作では「果てしない荒野への道しるべ」が非常にうまく使われていたイメージが強く、一つ見直したところでもある。


お勧め度
前作「HaremKingdom -ハーレムキングダム-」のFD作品。
もちろん内容は各アフター√となっていて、設定等は引き継いでいるものの、タイトルの通り各ヒロイン達と過ごす1週間を描いた作品となっていて、ハーレム要素がなくなっている。
短いシナリオではあるものの、しっかりと笑いはあり、その中で各ヒロインにしっかりとファクターも当てられている。
笑いだけではなく可愛さもレベルアップしているので、各ヒロインが好きだった人、特に光√で少し不完全燃焼だった人にはぜひ手に取ってほしい作品である。


総合評価
FDとして短めではあるものの内容としては満足できる内容となっており、少し異例ではあるものの個人的に感動したシーンもあり高めの評価。


【ぶっちゃけコーナー】
正直今作はあまり期待はしていなかった。
勿論、本編である「HaremKingdom -ハーレムキングダム-」(以下ハレキン)自体は笑いもあって好きではあったのだが、そこどまりの作品だった。
今作も笑えたらいいなー程度の気持ちで、そこに関しては期待通り笑えるシーンが多かった。
このあたりはキキとソフィーリアをクリアしたあたりでも大きな変化がなかったかな、ただやっぱり評価を大きく変えたのが光√。
確かに本編でかなり盛りに盛った設定だったんですよね、だからこそ結構不完全燃焼な所も多い終わり方だったんですけど、今回はそこをしっかりと書いてくれていたのが個人的にすごく高評価。
特に光の心情にスポットを当ててくれたあたりがツボだったのかも。
ギャグシーンが面白くて、本編では見られない照れる光が可愛くて、そして彼女の気持ちを考えると自然と涙出ちゃったんですよね…。
この辺りはすごく個人的な好みが影響しているのだけれど、評価として涙を流したらこのくらいにする、というものが自分の中である。
そんな中で30分の短いシナリオで2回も泣かされれば、やっぱり評価は高くせざる終えないだろう。
あの作品で本当に見たかったシーンがこの短いシナリオの中に詰まっていた。
逆に短いからこそ、しっかりと笑って集中している間に感情移入して泣けたのかもしれないが、それでも描写としてはやはり巧いと言っていいのではないだろうか。
本当に光√が無ければもう2-3ランク下げても良いくらいだったのだが、この辺りは個人的に差が出るところだろうから、購入&プレイする際は注意してほしい所