タイトル : 赤さんと吸血鬼
ブランド : ALcot Honey Comb


シナリオ : ☆☆☆☆ [1/5]
CG   : ★★★   [3/3]
音楽   : ★★★☆☆ [3/5]
お勧め度 : ☆☆☆☆ [1/5]
総合評価 : ★★☆☆☆ [2/5]

キャラクター・シナリオ
攻略キャラは3人。物語は殆ど1本しかなく、選択肢により途中ほんの少しだけの個別シーンが入るのみで、個別ルートと呼べるものが存在しない。
ゆえに、共通ルート部分は長いが、全体量としては通常の作品の半分以下といってよい。

【おすすめ攻略順 : アクセル→インゴット→このは】
攻略順に指定はなく、話的にも自由でよい。

CG
線は細く、淡い塗。
物語の長さと対比させると枚数は多く、質も良いため高評価。
特徴として複数キャラのキャラが入っている構図が多い。
SD絵も豊富。

音楽
BGM31曲、Vo曲2曲(OP・ED)という構成。
BGMは明瞭感のある綺麗な物からバトル物まで幅広くそろえてあり、のアレンジ曲などもあり少々数が多く総じての質も高い。破壊力という点では物足りないものの、特にOPの勢いの良さやBGM「Shine Days(arr.ver)」などは評価したい。

お勧め度
シナリオ質という一点に関してだけお勧めしたくない作品。
設定や物語の雰囲気、キャラ等はすごくよかっただけに残念。
エロ・萌えだけを楽しむならあるいはありかもしれないが、ストーリーに過度な期待をするには注意が必要だろう。

総合評価
【物語について】
赤ちゃんが突然目の前の寮に捨てられていたら?
という設定のもと、タイトル通り吸血鬼なんかも出てくる作品。

舞台設定はかなり特殊なものの、登場するキャラや雰囲気は良く、物語への期待感もあり、序盤にプレイの辛さはあまり感じられない。

意外にもハーレムゲーでさらにSF要素やバトル要素も入っているが、どの要素も薄い。

シナリオ全体についての感想を述べさせてもらうと、物語の始まり方やその後の展開に関して等、各所かなり驚くことが多い。
特にHシーンや終盤の展開に少々強引かつ唐突なところが多々あり、物語についていくのはいささか大変。特に、後付けではないかと思えるような大きな設定も隠されており、さらにそれが活かしきれていないという状況で、拾えるだけ伏線を拾ったはいいものの、たたみ切れず中途半端に放置してしまったような印象を受ける。

文章はサラサラと読み説くのに向いておらず、先のような理由もありある程度しっかり読まなければ周囲の状況においていかれることも。

作品としては個別ルートがHシーンのみしかなかった事が特に痛手であり、ストーリー展開はほぼ同じで、ENDに関しても立ち位置が少し違うだけでほとんど同じという内容の薄さである。
物語終盤に至るまで、ハーレムかつ共通ルートの体を守っているためか、各キャラがよく出てくることに関しては評価できるのだが、これでは、せっかくのよいキャラ達の見どころを全く生かせておらず、キャラによってはほぼ終盤に少し出てくるだけのキャラも。またそれらを含めた物語の根幹的な設定に関しても、かなり薄いものになってしまう。

萌えシーンに関しては赤ちゃんを絡めたものが多くなっており多様性はあるものの、二人きりでのイチャイチャシーンが一般的な作品と比べるとあまりなかった事も痛手だろう。

シナリオ以外の点に関してはかなりの質があるが、シナリオに関しては改善できる点は多く、いろいろな分野に手を伸ばしすぎるのではなく、せめてもう少しストーリーに厚みがほしかった所である。

総括
設定は新しかった物の、萌え・エロゲーという立ち位置で、シナリオに関してはかなり薄い。その他の部分において優秀な為少し補正はしたものの評価は少し悪め。

コンフィグに関しては十分であり、使用しやすい。

【ぶっちゃけコーナー】
…ケシズミ…天気予報士の石原…ネタじゃん。
やたらスウェーデンとか北欧地方について詳しくなるゲームだわ。
あとまぁ、あれだな何度も言うけど、展開が急すぎるわ。特にHシーンと最後な…。
まぁ、期待があったぶん少し残念だわ、キャラは好きなの多かったんだけどなぁ。