
タイトル : シークレットラブ(仮) 純愛アフターストーリー
ブランド : HOOKSOFT
シナリオ : ★★★☆☆ [3/5]
CG : ★★★ [3/3]
音楽 : [-/5]
お勧め度 : ★★★☆☆ [3/5]
総合評価 : ★★★☆☆ [3/5]
(総プレイ時間 : 2.5h)
キャラクター・シナリオ
2024年に同社から発売された「シークレットラブ(仮)」(以下では本編と記述)のヒロイン4人のアフターシナリオが収録されたFD作品。
シナリオはタイトル画面から各ヒロインを選択することでアフターシナリオを読むことが出来る単純な形式で、それぞれの物語の中には選択肢もない0.5h強程の分量となっているため、全体を含めても3hには満たない程度となっていた。
それでも過去作にあるようなミニアフターシナリオよりは分量があったかもしれない。
以下各キャラの簡単な感想。

赤塚 ハル√【 ★★★☆☆ 】 0.5h強
(CV : 夏峰いろは)
本編で「お嫁さん」を目指すとしたハルが花嫁修業のために色々挑戦する様子を描く。
話のメインは花嫁修業を口実としたイチャラブなので、その内容自体は二の次ということには留意すべし。ただ内容的に未来を向いた努力なので、そういうアグレッシブでポジティブな姿はハルらしい所とも言える。

名取 美沙√【 ★★★☆☆ 】 0.5h強
(CV : 久野のぎ)
交際が公になったことで、自ずと健全になった日々に物足りなさを感じるところから物語が始まっていく。
本編で最も変態度が高かった美沙が、FDでさらに自由に行動していた印象を受けるお話。
あまりにも突っ走り過ぎていて、途中で何をやっているのか分からなくなり、最後には素に戻る事があるが、それでも今作の美沙ならば納得できる内容。

佐和 ちあき√【 ★★★☆☆ 】 0.5h強
(CV : 逢真井もこ)
とあるきっかけから疑似同棲生活となった1週間ほどがメインに。
幼馴染ではあるものの、幼馴染らしいことをしていなかった2人だけに、こうした親密な日々はなんだか充実感も感じられる。
魔法が解けるのを恐れて放課後を延長しようとするあたりに、放課後シンデレラ感(謎用語)を感じたあたりはニヤニヤしてしまう、甘酸っぱい話でした。

桃内 楓√【 ★★★☆☆ 】 0.5h強
(CV : 北大路ゆき)
素を出したことでより周囲と親密になることが出来た楓。
今作では図書委員会のイベントがメインになっており、本編アフターとして楓がその後どのように周囲と接しているかが描かれている。
他にも楓の両親との会話がシーンとして盛り込まれていたりと、本編を補完する意味合いも強くなっていたところも印象的な話だった。
本編を踏まえたイチャラブメインのアフターシナリオとなっていたことは前提として、本編で触れることが出来なかった部分に触れておく、という部分があったのも確か。それはキャラクターの内面や環境部分はもちろんなのだが、印象的なノースリーブ制服で印象に強く残った腋をつかったHシーンが用意されていた所なども当てはまる。
また、作品の特徴であった「シークレット」部分が今作では鳴りを潜めている。
本編では秘密/オープンの2種類の話の展開があったが、今作では基本オープンになった後ということで、特色が消えていたのは少し残念かもしれない。
ただ、各ヒロインシナリオ内で別ヒロインとの交流が描かれていた所などは個人的に好みだった。
あくまでイチャラブメインということで、シナリオにそこまで深い意味合いがないため、ことさらに高く評価することはないが、本編をプレイしてもう一度ヒロインに会いたいと思った方にとってはある程度楽しめる内容になっているのではないだろうか。
【推奨攻略順:ハル→美沙→ちあき→楓】
START画面から好きなキャラクターを選ぶことで、各ヒロインのアフターシナリオを読むことが出来る。
どれも選択肢のない1本道の話で話の内容も干渉部分はないため、好きにプレイするとよいだろう。
CG
原画担当は本編と変わらずK子さん、まんごープリンさんが担当。
テイストもそこまで大きく変更はない。
季節が夏の終わりということで冬服のような新規衣装は無い。
イベントCGは新規絵で合計27枚(ハル7/美沙7/ちあき6/楓7)、Hシーンは各キャラ4シーンが収録。
最大の魅力は本編にはなかった腋をつかったプレイだろうか、他にもパッケージ絵の下着でのシーンなどが盛り込まれていた。
音楽
本編と同じくVo曲2曲(OP/ED)とBGM23曲が収録。
変更点がないため特に評価はしないが、多少残念な点でもある。
お勧め度
本編ヒロインたちのアフターシナリオが収録された作品ということで、「シークレットラブ(仮)」本編のプレイは必須となる。
イチャラブメインの話なので、基本的にあまり難しく楽しめるハッピーエンドのお話ということで、本編が気に入ったらプレイする、位のスタンスでよいだろう。
現在はセット販売などはさされていないものの、ブランド的にまとめて販売などがなされる機会もあるだろうと予想できるので、そういった機会を待つのも手かもしれない。
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総合評価
FDとして予想しうるシナリオの内容や絵等のクオリティを鑑みてこの評価。
音楽部分に追加がなかったのは少し寂しい所かもしれない。
【ぶっちゃけコーナー】
本編ヒロインルートが2種類存在したから、FDも2種類にするのかなーと思っていたら、1つにまとめられていたので、そこだけ驚き。
シークレット要素がほとんど無くなったけれど、まぁそういう要素って「付き合うまで」のドキドキがメインだから、さっぱり捨ててしまったのはある意味正解だと思う。(というか本編の構造的に書きようがないか?)
シナリオ自体はよくあるアフターシナリオ集なのだけれど、個人的にちあき√と楓√は好きだったかな。
まぁ、上記感想にも書いていたんだけれど、どっちも本編の補完になっていた気がして、特にちあき√なんかはニヤニヤ出来るシーンも多くて、彼女が幸せそうなのが良かったね。
楓√もその後の日常を切り取った、という意味ではやっぱり良い見せ方をしていたように思う。
各人で感じ方は違うだろうけれども、アフターシナリオを想像して期待した内容のものは見せてもらえたんじゃないだろうか、というのが私の素直な感想。
本編ヒロインルートが2種類存在したから、FDも2種類にするのかなーと思っていたら、1つにまとめられていたので、そこだけ驚き。
シークレット要素がほとんど無くなったけれど、まぁそういう要素って「付き合うまで」のドキドキがメインだから、さっぱり捨ててしまったのはある意味正解だと思う。(というか本編の構造的に書きようがないか?)
シナリオ自体はよくあるアフターシナリオ集なのだけれど、個人的にちあき√と楓√は好きだったかな。
まぁ、上記感想にも書いていたんだけれど、どっちも本編の補完になっていた気がして、特にちあき√なんかはニヤニヤ出来るシーンも多くて、彼女が幸せそうなのが良かったね。
楓√もその後の日常を切り取った、という意味ではやっぱり良い見せ方をしていたように思う。
各人で感じ方は違うだろうけれども、アフターシナリオを想像して期待した内容のものは見せてもらえたんじゃないだろうか、というのが私の素直な感想。























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