タイトル : 彼女は友達ですか? 恋人ですか? それともトメフレですか? Second
ブランド : DESSERT Soft


シナリオ : ★★☆☆☆ [2/5]
CG   : ★★★   [3/3]
音楽   : ★★★☆☆ [3/5]
お勧め度 : ★★★☆☆ [3/5]
総合評価 : ★★☆☆☆ [2/5]
(総プレイ時間 : 6h)

シナリオ
トメフレ―友達以上、恋人未満のお泊りから始まる、都合が良くて居心地のいい関係、仲間―家出少女とそれを止める男子学生の姿を描く。

同社作の前作『彼女は友達ですか?恋人ですか?それともトメフレですか?』と世界観や設定を同じくした作品となっており、クラスの人気者やおしとやかなお嬢様、従順な妹に現役声優…はては金髪外国人と、バストにこだわりぬいた新規ヒロイン達との日々が綴られた作品。
根幹設定である『トメフレ』については前作に登場しており、それ自体は全く同じなので説明は割愛するが、今作でもその設定を活かしたハーレム物となっている。

前作にあったノリや空気感は健在で、旬の時事ネタを含め、各方面をネタにするパロディネタの豊富な日常シーンはやはり魅力の一つだろう。また後半に入るとHシーンが連続しているのも前作と同様で、ヒロイン達が主人公に見せる情欲をそそらせるような素振りの数々は決してシチュエーションによるものだけではなく、テキストライターの力もあって見事に表現されていた。

前作と同じ部分が多く挙げられる中、その中で違いを挙げるとするならば日常シーンが短縮されたところだろう。
トメフレという特殊な関係ではあるものの、恋の駆け引き…のようなものは今作に存在しており、特に前作ではそういう部分で女の子の魅力を表現していたように思う。
ただ今作では全キャラがより行為に対して積極的に描かれており、上記のような付かず離れずの距離感におけるやり取りが激減していたように思う。
また以前と比べると各キャラに対する掘り下げ自体はなされているものの、それでも一切事情が不明なヒロインがいたりと差を感じてしまう部分もあった。
個人的には前作において、こうした部分に新鮮さや面白みを感じていたので、残念に感じてしまう事は多かった。

後半におけるハーレム後の展開としては前作も今作も倫理観を失ったHシーンの連続がメインとなっているので、作品としてどこに魅力を見出すかによってここも評価は分かれるところだろう。
上記にあるような理由でエロを目的とするならシーンも増えて、楽しめるシーンが増えたと捉えられるが、シナリオ単体としてみた時は中身がなく、内容自体も焼き回しになってしまっていて、結果的に前作の劣化品と捉えてしまった人もいるのではないだろうか。

評価として前作と比較してしまう部分が多かったものの、そうせざるを得なくなる前作の要素を引き継げているあたり「Second」の名に恥じないものにはなっているといえる。


【推奨攻略順:ー】
選択肢は無く、一本道の物語。


CG
細い線に濃いめ塗りと、前作同様のテイスト。
ヒロインも5キャラではあるものの立ち絵差分が多く質も安定している。
CGに関しても前作同様、一般CGが少なくHCGが中心となっている。特にHシーン25シーンと全作よりも多くなっているのも魅力の一つだろう。


音楽
BGM26曲(Vo曲inst含)、Vo曲3曲(OP/ED/劇中歌)
全作と比較すると数は減少したうえ記憶に残るBGMも少なかったが、それでも各キャラのテーマBGMなどを始め、満遍なくそろえられている印象がある。
Vo曲では作中に前作のOP「Best Place!!」のアレンジが使われており、希薄な前作との繋がりのなかで、ファンにとってはうれしい所だろう。


お勧め度
前作との繋がりは全くないため、今作からのプレイも全く問題なく、ヒロインが気に入ったという理由でこちらからプレイするのは全く問題ないだろう。
一方で前作からプレイしていた人にとっては評価が2分するであろう今作。
Hシーンを目的とした人にとってはそうしたシーンへの突入はかなり早くなっており、シーン数自体も一応増加している。
一方、私のようにそれ以外の部分の要素に価値を見出していた人にとっては、そうした部分が(前作よりも)削がれた形となっている為、プレイした後に得られる満足感は低くなっていた。


総合評価
前作がしっかりと引き継がれ新規ヒロインと共に帰ってきてくれたと感じる一方、二番煎じという評価を否定できる要素が少なく、この評価となっている。


【ぶっちゃけコーナー】
前作との繋がりはないけれども、前作の設定や雰囲気、テキストのテンポなんかは引き継がれていたイメージ。
それだけに焼き回しのような印象を受けてしまう事もあって、違いと言えばハーレムに入るまでの流れが結構早くなっていた事。
前作はハーレムになるまで過程において、今作の設定だからこそ表現し得る女の子の可愛さみたいなものが詰まっていた気がして、シナリオにも楽しみを見出せていたのだけれど、結構今作ではそういう部分がそぎ落とされて作り直されていたイメージ。
だから抜きゲーよりなのかな、と思いそうですが、多分それ以外の要素が多すぎる…という感じになりそう。
確かにエロシーン関連の表現力には定評があるけれどね。
エロとギャグの融合という意味では某「ぬき〇し」とかの足元にも及ばないだろうし、どうしても不足感はぬぐえなかったかなぁ。
個人的に合わなかった部分や前作と比べている部分も多くて、評価としてはかなり抑え気味になっていますが、今作からプレイしていればそのあたりの不安はあまりないのかもしれない。