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タイトル : 宿星のガールフレンド1
ブランド : mirai


シナリオ : ★★★★☆ [4/5]
CG   : ★★★   [3/3]
音楽   : ★★★☆☆ [3/5]
お勧め度 : ★★★★☆ [4/5]
総合評価 : ★★★★☆ [4/5]

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キャラクター・シナリオ
ひょんなことから怪物に襲われた高杉星司は、同級生で密かに憧れていた上泉夕里に助けられる。しかし二人は大けがを負ってしまい、回復魔法の副作用で3か月間を半径1m以内で過ごさなければならなくなった。

3部作の制作が決まっているシリーズものの1作目であり、今作はヒロイン・上泉夕里のみが攻略可能となっており、主人公の出会いから物語の結末までを描いた全13話構成のシナリオで、約4-5時間程度の短いシナリオとなっている。

今作のヒロインである夕里は魔法少女であり、今作ではそんな彼女との騒がしい日常と魔法少女としての活動を描いたドタバタラブコメディ作品となっている。
作品自体は魔法少女物の部分と、イチャラブ全開のラブコメ部分とが絶妙なバランスで混ざり合っており、その場面の切り替えが非常に軽快。
シナリオとしての短さが欠点として挙げられてはいるものの、内容自体が分かりやすく、速いテンポで話が展開するため、予想外に中身は詰まっている。
こうしたつくりのおかげで、シナリオ自体に飽きにくくなっているのも特徴だろう。

また作品の設定上、夕里と過ごす時間が9割を占めている。
「彼女が好きになれるか」というのは「この作品が好きになれるか」、という話とイコールであり、彼女の濃いキャラクター性も注目すべきポイントになる。
この辺りに関しては個人で感想が分かれるところではあろうが、個人的には野球観戦が趣味だったり、、チヤホヤされていつも調子に乗っていたり、基本的にチョロい、と一般的なヒロイン像からはかけ離れている。しかしながら、そんな彼女だからこそ主人公とのやり取りに笑いと愛が溢れており、見ていて不快感が全くなかったのが印象的だった。


【推奨攻略順 : 無 】
選択肢はあるものの、物語は1本道。


CG
のっぺりとした平面で淡い塗りの絵。
シナリオの長さもあって量こそ抑え気味であるものの、質に関しては総じて美麗。
なお、立ち絵には全キャラ目パチ機能がついているほか、戦闘シーンでのエフェクト等で結構頑張ってる所もある。
あと、魔法少女物に変身シーンは不可欠であることを知っている。

音楽
Vo曲2曲(OP/ED)、BGMは12曲という構成。
BGMは数もないため最低限の戦闘用曲等を中心に用意しているが、中には明るく騒がしい曲があったりと作風やヒロインを意識したものが多い。
Vo曲としてはやはりOPの「magical Girl☆Conflict」が素晴らしい、明るく勢いのある曲に乗せてヒロインである夕里の気持ちを歌い上げている。


お勧め度
魔法少女物のラブコメ作品。
笑いとイチャラブが非常に豊富で軽い気持ちでライト層から玄人まで幅広く楽しめる作品となっている。
シナリオ自体も割と作りこまれているのだが、短めのシナリオのため、値段的なハードルが依然としてあるのは確か。


総合評価
萌えゲーとしてだけではなく、全体的な完成度もハイレベルな作品であり、安定してこの評価を付けられる作品となっている。


【ぶっちゃけコーナー】
3作品のシリーズ物のうちの1作目。
miraiといえば、「ティンクル☆くるせいだーす」のLilianから独立したブランドであり、前作ではバトルゲームモードの入った作品を制作していた。
※シナリオオンリー以外の作品はなかなかプレイできていません。
そんなmiraiが今作では、シナリオオンリーの3部作を作成するということで着手した今作。
中身はmiraiも得意(?)とする魔法少女物であったが、やはり何よりも濃いイチャラブシーンと軽快なコメディーシーンが心地よかった。
萌えゲーと割り切ることもできるかもしれないが、やはりラブコメ作品と呼びたくなる。
もちろん、魔法少女方面の物語も投げているわけではなく、「星」をテーマとしたシナリオは分かりやすく、それでいて面白い。
ただ、やはりヒロインとの時間を描いたシーンの出来が非常に高かった印象が強く、サクサク読めるし、飽きずに楽しむことができた。
惜しむらくは物語が短い所だろう。
自作も普通に気になるレベルでよい出来だったので、我慢が苦手な人などは3作出てからプレイするというのも手かもしれない。