eden
タイトル : eden*
ブランド : minori


シナリオ : ★★★★☆ [4/5]
CG   : ★★★   [3/3]
音楽   : ★★★★☆ [4/5]
お勧め度 : ★★★★★ [5/5]
総合評価 : ★★★★☆ [4/5]

キャラクター・シナリオ
選択肢はなく非常に短い物語。
しかし、よく話が作りこまれていて、読みやすい。

CG
OPから普段のCG、立ち絵(というよりも全てCGといったほうが正しい)にいたるまで質が高く、文句の付け所は少ない。
しいて言うなら、背景や女キャラの綺麗さに比べて、全体の体のバランスや男のCGなどに違和感が感じられる。

音楽
あまり多くないが、物語の雰囲気に合ったものがある。
特にOPやOPと同じメロディーのBGMなどは高い評価がつけられる。

お勧め度
今回短いながらも、全ての項目で平均以上をたたき出した作品。
「泣き」に関しても問題なく、自信を持ってお勧めできる作品である。

総合評価
遠い未来、火星付近に突如現れた「破滅の星」、それをきっかけに異常気象や地殻変動が多発。
勃発する戦争とテロ行為により、世界は壊滅的なダメージを受ける。
残された時間は100年、政府は新しい人種を作ることにより科学を急速に発展させ、地球外へと逃れる計画を立案する。
そして、滅びまで最後の1年。
地球脱出計画の中心メンバーとして活躍したフェリクスの少女。
彼女は、人生の全てを研究にささげ、余生を地球に残って穏やかに暮らすことを望んでした。
そんな彼女のもとへ軍から一人の青年が送られてきた。
彼の仕事は彼女を守り――そして自由を拘束すること。
二人の出会いから物語りは動き出す。

案外良くある地球が滅ぶ設定のお話。
上記で述べたとおり、物語は非常に短いがまとまっていて分かりやすく、それでいて深い。
CGや音楽のレベルも平均以上といってもよく、特にCGは全ゲームの中でもトップクラス。
立ち絵も特殊なものが使われており、目新しい。
また日常シーンの描写が非常に上手く、絵を使った演出などもかなりのもの。
「泣き」シーンの演出も個人的には十分なものだと思っている。
エンディングは1つだが、それゆえに完全にひとつの物語として完結しており、作品自体から妥協を許さない暑さも感じられる。
どこかEXランクをつけても良かったが、それでも、Sランクの最高にとどめておいたのは、もう一歩踏み込んだ演出やストーリーがなかったから。
短い物語の中でよく出来たほうだとは思うが、それでも、後ひとつ強く誇れるものがほしかった。
それにしても、総合的に見てこの作品が平均以上にあり、物語のよさが長さ自体に影響されていないのは明白である。

【ぶっちゃけコーナー】
世界終末系作品の泣きゲー。
minori作品ということで、イベントCG等についての美麗さは保証。
特にOPがかなりきれい。
泣きに関しては十分だったが、いかんせん物語が短すぎるところや、もう少し何か欲しかった所が本音にあるため、少々抑えたこの評価に。